拘束のドローイング9

post_kiyo2006-03-01

拘束のドローイング9 http://www.wisepolicy.com/matthewbarney/
を見ました…。
3/3までしかやってないから見たい人はいそいだ方がいいです…
ライズに見に行ったんだけど、前に見た人が、一人うずくまって動けなくなってて、見る前からそうとうやばいな〜って思ってたけど、やっぱりやばかったです。
美しさとグロテスクのはざまで…って感じです…というかグロテスクそのものもありましたが…
苦手な人はやめた方がいいです…ちなみに僕は苦手です。アート作品ですから、あんまりストーリーが展開しまくるって感じではないです。

この作品には、音のすごさというものがものすごくあるような気がします。
重低音の響きが、体に与える影響というものがすごくあるんじゃないかな〜とこの作品を見て思いました。ちょっとそれだけで気持ち悪くなったりもしました。
作品自体には、いろいろなメタファーが組み込まれている気がしました。
監督のマシュー・バーニーは医学関係の知識が豊富で、この作品は身体の拘束とその開放といったテーマがあったようです。
見ているときはすごく怖いという感情が強かったけど、見終えるといい作品だったんじゃないかな〜と思います。
周りの人の反応も見ていたのですが、寝てる人が多かったのと、変な日本文化の映像(こんなのありえない!)といったもので笑ってあれおかしいよね〜とかいってる人が、衝撃映像で絶句してました。

参考:
金沢21世紀美術館/マシュー・バーニー:拘束のドローイング展公式HP
THE CREMASTER CYCLE - by Matthew Barney:マシュー・バーニー
ビョーク