“世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない”
宮澤賢治が農民芸術概論綱要の序論にかかれている言葉だけれど、
すごくこの言葉には引っかかる。
この言葉からは理想の大きさというよりも、宮澤賢治の修羅を歩く苦悩のようなものを感じてしまう。
自分自身が燃やされてしまうほどの青く燃える怒りの火…それは外から見えるよりも熱い。